(近くに桜花でハスを出す)
都の女(桃)
「まぁ…ちょっとこれいいじゃない!」
都の女(桃)
「どこから流れて来たのか知らないけど
水路を進むのにピッタリよ!」
都の女(桃)
「早速東通りに向かって出発進行!」

(2分を過ぎると)
都の女(桃)
「このハス…もっとスイスイ
進んでくれないかしら?」

(到達時間が2分を切らないと)
都の女(桃)
「快適快適!
こんなに早く着いちゃった!」
都の女(桃)
「渡し舟と違って
お金もかからないし―」
都の女(桃)
「何だかとっても得した気分!」
(到達時間が2分を切った場合)
都の女(桃)
「う〜ん…
何とか目的地には着いたけど―」
都の女(桃)
「時間的には微妙だったわね…」




(二回目以降)
都の女(桃)
「さぁてまた東通り
出かけなきゃいけないんだけど…」
都の女(桃)
「…またアレ
出てきてくれないかしら?」
都の女(桃)
「…ってそんなに都合よく
行くワケないわよね」


都の女(桃)
「早く東通りに行きたいのに…
ちっともアレが出てこないわ」
都の女(桃)
「…ってそんなに都合よく
行くワケないわよね」

(近くにハスを出す・二回目)
都の女(桃)
「これこれ!
このハスが乗り心地いいのよね!」
都の女(桃)
「早速東通りに向かって出発進行!」


(近くに桜花でハスを出す)
都の女(黄)
「わぁ! …ワン子さん見て見て!」
都の女(黄)
「わたくしの願いが通じたのか…
丁度いい小舟が出てきましたわ」
都の女(黄)
「それじゃハスの葉っぱさん
武器屋さんまでお願いしますわね!」

(2分を過ぎると)
都の女(黄)
「ええと…約束の時間はいつだったでしょうか…?」

(到達時間が2分を切らないと)
都の女(黄)
「まぁ…
こんなに早く着いてしまうなんて…!」
都の女(黄)
「葉っぱさんありがとう
…頑張って下さったのですね」
(到達時間が2分を切った場合)
都の女(黄)
「…ちょっとのんびりし過ぎましたわね」
都の女(黄)
「でも葉っぱさんは
頑張って下さいましたわ!」


(二回目以降)
都の女(黄)
「また武器屋さんへお届け物を
しなくてはならないのですけど―」
都の女(黄)
「やっぱり渡し舟は来ないようですね」
甘え過ぎでしょうか?」
都の女(黄)
「ハスの葉っぱさん
また出てきてくれないかしら…」
都の女(黄)
「なぁんて…ちょっと神さまに
甘え過ぎでしょうか?」


都の女(黄)
「ハスの葉っぱさん
また出てきてくれないかしら…」
都の女(黄)
「なぁんて…ちょっと神さまに
甘え過ぎでしょうか?」

(近くにハスを出す・二回目)
都の女(黄)
「見て見て!
またハスの葉っぱの小舟さんですわ!」
都の女(黄)
「それではまた武器屋さんまで
よろしくお願いしますわ!」


(近くに桜花でハスを出す)
都の男
「ハスの葉っぱかい…
大見得切った以上乗ってやらぁ」
都の男
「さぁ進めこの野郎!」
都の男
大工の家目指して出航だい!」


(2分を過ぎると)
都の男
「このハス…
もっとスイスイ進まねぇのか?」

(到達時間が2分を切らないと)
都の男
「ガッハッハッハ
こりゃいいや!」
都の男
「まさかハスの小舟で
こんなに早く着くとはなぁ」
都の男
「中々面白い余興だったぜ!」
(到達時間が2分を切った場合)
都の男
「着くには着いたが…
ちょいと時間がかかっちまったなぁ」
都の男
「…まぁ贅沢は言ってられねぇか」




(二回目以降)
都の男
「渡し舟の野郎
毎度毎度サボりやがって…」
都の男
「俺ぁ大工の家
急ぎの用事があるってのによぉ!」
都の男
「もう棒っきれでもお椀でも構わねぇ」
都の男
水に浮くモンなら何でもいいから
来いってんだい!」

(近くにハスを出す・二回目)
都の男
「またハスの葉っぱかい…
大見栄切った以上乗ってやらぁ」
都の男
「さぁ進めこの野郎!」
都の男
大工の家目指して出航だい!」


(近くに桜花でハスを出す)
親方に憧れる男
「ホラホラどうでヤンスか!?」
親方に憧れる男
「親方への想いが
奇跡のハスを呼び寄せたでヤンス!」
親方に憧れる男
「おいらぁ親方の家へ行って―」
親方に憧れる男
「今日こそ弟子入りを
してみせるでヤンス!」
親方に憧れる男
「…櫂も絽もねぇでヤンスが―」
親方に憧れる男
「心に情熱の帆を張れば
奇跡の追い風が味方するでヤンスよ!」

(2分を過ぎると)
親方に憧れる男
「イライラするでヤンスね…」
親方に憧れる男
「おいらの胸の情熱の帆が
ちっとも膨らまないでヤンスよ!?」

(到達時間が2分を切らないと)
親方に憧れる男
「こ…こんなに早く着くなんて
おったまげたでヤンス!」
親方に憧れる男
「まさに親方への想いが生んだ
奇跡でヤンスよ!」
親方に憧れる男
「さて…久しぶりに親方の顔を見るのは
緊張するでヤンスな…!」
(到達時間が2分を切った場合)
親方に憧れる男
「ちょっと時間が
かかっちまったでヤンスが―」
親方に憧れる男
「無事親方の家に着いたでヤンスよ!」
親方に憧れる男
「さて…久しぶりに親方の顔を見るのは
緊張するでヤンスな…!」


(ナグリの家の二人に近付く)
親方に憧れる男
「親方! 親方ぁ!」
親方に憧れる男
「今日こそ
ウンって言ってもらうでヤンス!」
親方に憧れる男
「確かにおいらぁ霧に巻かれたくらいで
倒れちまう軟弱野郎でヤンス」
親方に憧れる男
「…でも仕事にかける情熱は
誰にも負けないでヤンス!」
親方に憧れる男
「親方! どうか―」
親方に憧れる男
「どうかおいらを
親方の弟子にしてくれでヤンス!」
ナグリ
「……」
ナグリ
「…のぼせ上がりやがって馬鹿野郎が」
ナグリ
「何度も言うが
俺ぁ弟子を取るも取らないもねぇ」
ナグリ
「…だがそれでも押しかける馬鹿野郎が
いようもんなら―」
ナグリ
「毎日毎日血反吐吐くような修行を
味わわせてやらぁ!」
親方に憧れる男
「お…親方…」
親方に憧れる男
親方ぁ!!


ナグリ
「明日から覚悟しやがれ!」
ナグリ
「毎日毎日血反吐吐くような修行を
味わわせてやらぁ!」
親方に憧れる男
「覚悟するでヤンス親方ぁ!」


親方に憧れる男
「親方直々に修行してもらえるなんて―」
親方に憧れる男
「おいら絶対親方の技の全てを
身に付けるでヤンス!」
ナグリ
「馬鹿野郎!
のぼせ上がってるんじゃねぇ!」
親方に憧れる男
「す…すまねぇでヤンス親方ぁ!」


(エリアチェンジしてから話し掛ける)
ナグリ
「おうおう!
何だいそのヘッピリ腰は!」
ナグリ
「性根が曲がってるから
腰も曲がって来るんだい!」
親方に憧れる男
「ハ…ハイでヤンス親方ぁ!」


ナグリ
「おうおう!
余所見してんじゃねぇ!」
ナグリ
「しっかり気ぃ入れてやらねぇと
カンナでおろしちまうぞ!」
親方に憧れる男
「そ…それだけは勘弁でヤンス親方ぁ!」


親方に憧れる男
「親方の仕事っぷり…
惚れ惚れするでヤンス!」
ナグリ
「おうおう! 口を動かす暇があったら
手ぇ動かしな!」
親方に憧れる男
「ハ…ハイでヤンス親方ぁ!」


親方に憧れる男
「親方の技…
まだまだ真似出来ないでヤンス!」
ナグリ
「おうおう! 目だけじゃねぇ…
心でも材木と会話するんだい!」
親方に憧れる男
「が…頑張るでヤンス親方ぁ!」


(夜になってから話し掛ける)
ナグリ
「おうおう!
もっとガッツリ食わねぇか!」
ナグリ
「身ぃ入れて仕事してねぇから
腹が減らねぇんだい!」
親方に憧れる男
「ガ…ガッツリ食うでヤンス親方ぁ!」


ナグリ
「おうおう!
もっと早く食わねぇか!」
ナグリ
「早飯早便大往生
…それが宮大工の心意気だい!」
親方に憧れる男
「き…肝に銘じるでヤンス親方ぁ!」


親方に憧れる男
「親方の食いっぷり…
鬼気迫るものがあるでヤンス!」
ナグリ
「おうおう!
口は何のためにあるんだい!」
親方に憧れる男
「く…食うためでヤンス親方ぁ!」


親方に憧れる男
「…お前も飯が欲しいでヤンスか?」
親方に憧れる男
「それじゃおいらの分を
ちょっと手伝ってくれでヤンス」


親方に憧れる男
「お前…
まだ手伝ってくれるでヤンスか?」

(四回目)
親方に憧れる男
「お…お前も良く食うでヤンスね…」
ナグリ
「おうおう! まだまだ
これでやっと半分だからなぁ!」
親方に憧れる男
「ご…ごっつぁんです親方ぁ!」


(夜の山猫亭)
ヤマネコ亭の女中
「ああ! 忙しい忙しい」
ヤマネコ亭の女中
「ちょっとアナタ邪魔よ!」


ヤマネコ亭の女中
「もう本当に忙しいわ!」
ヤマネコ亭の女中
「接客業だからって
笑ってるヒマなんかないんだから!」

(頭突き)
ヤマネコ亭の女中
「ちょっと邪魔しないでよ!」


都の男
「ダメだ…」
都の男
「もう何もかもお仕舞いだぁ!」
都の男
「ウィ〜ッ!」
都の男
「…何だいチクショウ…」
都の男
「霧が晴れたか
何だか知らねぇが―」
都の男
「俺の人生は霧の中だってんだい!」
都の男
「ヒィック!」


都の男
「ウィ〜ッ!」
都の男
「もう何もかもお仕舞いだぁ!」
都の男
「一生懸命お金を貯めて買った
菊ちゃんへの贈り物―」
都の男
「一体誰がスリやがったんだぁ!」
都の男
「…あの菊のカンザシがなくちゃ―」
都の男
「もう何もかもお仕舞いだぁ〜!」

(頭突き)
都の男
「ウィ〜!
何すんだぁ!」


真澄
「ウィ〜ッ! …拙者が
肌身離さず持ち歩く斬ル目録…」
真澄
「その目録にしたためた悪党妖怪を
すべて斬り捨てるまで―」
真澄
「拙者の旅は終わららいろぉ!」
真澄
「ん? …何ら犬っコロ
斬ル目録が見たいのかぁ?」
真澄
「そんなものいくらでも
見せてやるろぉホレェ!」
『 真澄の斬ル目録を手に入れた! 』
真澄
「…その目録の妖怪どもは
どいつもこいつも凶悪な奴ららぁ」
真澄
「拙者以外に斬れるはずがないろぉ!」


真澄
「ホレ犬っコロ
お前も飲め飲めぇ!」

(頭突き)
真澄
「ムニャッ!」


ヤマネコ
「食の道の探求―」
ヤマネコ
「オレはまだ夢を諦めてないぜ!」
ヤマネコ
「絶頂の料理作りは
イチから出直しになっちまったが―」
ヤマネコ
「その方が人生張り合いがあるってモンだい
なぁお犬ちゃん?」


三太
「…あれぇ?」
三太
「もしかしてオレの姿…
お前さんに見えちゃってる?」
三太
「アッハハハハこりゃやられた!」
三太
「この三太の晴れ姿
やっと見てもらえたと思ったら―」
三太
「それがこんなかわいい
ワン子ちゃんなんてねぇ!」
『 バリバリ幽霊 三太 』
三太
「…なぁにジロジロ見てんのよ?」
三太
「足なら見ての通り
ちゃんと消えちまってるよ」
三太
「…それが大和幽霊の証って
モンだろ?」
三太
「オレぁついうっかり雷に打たれて
おっ死んじまったんだが―」
三太
「腹も減らねぇし眠くもならねぇし…
遊び放題で快適なモンよ!」
三太
「しかしアレだねぇ…」


三太
「幽霊になってみて
初めて分かったんだけど―」
三太
「こうやってフワフワしてるだけで
毎日刺激がねぇよな」
三太
「…誰にも姿が見えないから
寂しいものがあるしさ」
三太
「とにかくオレぁ
現役バリバリの大幽霊―」
三太
「有り余った力を
バリバリと使いたいもんだぜ!」


(大灯篭に火をつけてから話し掛ける)
兵士
「み…見るだ!
…オラの念が通じたのか―」
兵士
「いつの間にか
路地の大灯篭に火がともってるだよ!」
兵士
「…こいつは
スリの早蔵をとっちめろっていう―」
兵士
「天からの啓示に違いないんだな!」
兵士
「夜の暗がりに姿を隠して悪さをする
早業スリ師の早蔵も―」
兵士
「これだけの火が燃え盛れば
隠れきれないだよ!」
兵士
「こりゃ夜になるのが楽しみなんだな!」


兵士
「大灯篭に火さえともれば百人力!」
兵士
スリの早蔵め…もう夜の都で
好き勝手はさせないんだな」
兵士
「今から夜が来るのが
待ち遠しいだよ!」


(夜になってから話し掛ける)
兵士
「大灯篭に火さえともれば百人力!」
兵士
スリの早蔵め…もう夜の都で
好き勝手はさせないんだな」
兵士
「…奴はこの辺の物陰
隠れてるに違いないから―」
兵士
「そこから奴が飛び出すのを
根気良く待つとするだよ!」


(岩を斬ると早蔵出現)
早蔵
「ゲッシッシッシ!」
早蔵
「ワッシを見つけるとは
中々やるでゲスね?」
早蔵
「…せっかくだから
自己紹介でもしやしょうかい?」
早蔵
「産婆のサイフをスッてから―」
早蔵
「一日一スリ欠かさねぇ」
早蔵
「スるもスらぬも京の華!
…人呼んで―」
早蔵
「スリしらべの早蔵でゲス!」
『 スリしらべの早蔵 』
イッスン
「…スリしらべだァ?」
早蔵
「おっと…ワッシの早業は
スリだけじゃねぇでゲスよ」
早蔵
「逃げ足だってそこらのオオカミにゃ
負けねぇでゲス!」
イッスン
「何だとォ?」
イッスン
「…ずいぶん闘争心がムラムラする事を
言うじゃねェか!」
イッスン
「お前がスリの名人だって言うなら―」
イッスン
「この毛むくじゃらは
ブン盗りの名人だィ!」
イッスン
「誰彼構わず何だってブン盗るぜェ」
イッスン
「…特にタチの悪い盗人の獲物はなァ!」
早蔵
「ゲッシッシッシッシッシ!」
早蔵
「ワッシから獲物をブン盗る事が
出来るでゲスかね?」
早蔵
「あんた方がどんな術を使うのか
知らねぇでゲスが―」
早蔵
「ワッシのドロンの術
一度も破られた事がないでゲスよ?」
早蔵
ヘタなちょっかいを出したなら―」
早蔵
忽ちドロンでハイさよなら!
早蔵
「アンタ方に…
その術を見破れるでゲスかねぇ?」
イッスン
「ヘッへ…
やってやろうじゃねェか」
イッスン
「このアマ公だって狙った獲物を
逃した事はねェ!」
早蔵
「やってみるでゲス!」
早蔵
「スリしらべの早蔵
ドロンの術で腕比べ!」
早蔵
一人! 二人! 順番に!
早蔵
「ホイ分かれて飛び出て
一目散でゲス!」
(捕り物ゲーム開始)

(成功、ピヨってる早蔵に頭突き)
早蔵
「し…しまったでゲス!」
(獲物を残して逃亡)


(早蔵出現二回目以降)
早蔵
「ゲッシッシッシ!」
早蔵
「ワッシから獲物を取り返して
上機嫌ってやつでゲスかい?」
早蔵
「でもワッシのドロンの術
まだまだ増えるでゲスよ!」
早蔵
一人! 二人! 順番に!
早蔵
「ホイ分かれて飛び出て
一目散でゲス!」


(捕り物ゲーム二回目終了)
早蔵
「ま…またやられたでゲスか!?」


(捕り物ゲーム三回目終了)
早蔵
「こ…今度こそ見てるでゲスよ!」



(失敗)
早蔵
「ゲッシッシッシ!」
早蔵
「アンタも何やら怪しい術を
使うようでゲスが―」
早蔵
「この早蔵のドロンの術
見破れなかったようでゲスねぇ!」
早蔵
ヘタなちょっかいを出したなら―」
早蔵
忽ちドロンでハイさよなら!
早蔵
「…でゲスッ!」
(早蔵逃亡)


(失敗した次の挑戦)
早蔵
「ゲッシッシッシ!」
早蔵
「まだワッシから
獲物を取り返そうってんでゲスかい?」
早蔵
「やってみるでゲス!」
早蔵
「でもワッシのドロンの術
見破った者はいないでゲスよ!」
早蔵
一人! 二人! 順番に!
早蔵
「ホイ分かれて飛び出て
一目散でゲス!」


兵士
「……」
兵士
「無理なんだな」
兵士
「スリの早蔵のあの素早さ―」
兵士
「とてもじゃないけど
オラが追い付く速さじゃないだよ!」
兵士
「あれはもう…
見なかった事にするんだな」


兵士
「スリの早蔵のあの素早さ―」
兵士
「とてもじゃないけど
オラが追い付く速さじゃないだよ!」
兵士
「あれはもう…
見なかった事にするんだな」


(一回目の獲物を持って侍のところへ)
舶来かぶれの侍
「…ん?」
舶来かぶれの侍
「おおお…おいワン子!!」
舶来かぶれの侍
「お前が咥えてるそれは
ももも…もしかして―」
舶来かぶれの侍
「俺がスられたビイドロの時計
じゃないか!」
『 ビイドロの時計を渡した! 』
舶来かぶれの侍
「まさか…あの早蔵から
取り返したって言うのか?」
舶来かぶれの侍
「…お前そりゃ大手柄だぞ!」


舶来かぶれの侍
「ワン子…あの早蔵から取り返すなんて
すごい奴だなぁ!?」
舶来かぶれの侍
「…とにかく俺の大事な時計
本当にありがとうな」
舶来かぶれの侍
「もう二度とスられないように
気をつけるよ!」
舶来かぶれの侍
「…そうだワン子
これでも食べるか?」


(二回目の獲物を持って桃太郎に近付く)
『 きび団子を渡した! 』
桃太郎
「ああっ!! これは俺が落とした
きび団子じゃないか!」
桃太郎
「どこで拾ったのか知らないけど…
食べずに持ってくるなんて律儀だなぁ」
桃太郎
「オレ一人で鬼ヶ島の鬼を退治する
勇者ごっこしてるんだけど」
桃太郎
「…この際動物のお前でもいいから
一緒に遊ぼうよ!」


桃太郎
「鬼退治の勇者ごっこ…
お前の役はオレを助ける優秀な家来!」
桃太郎
「それじゃおばあちゃんが作ってくれた
特製きび団子をあげるから―」
桃太郎
「オレと一緒に遊んでくれよな」
桃太郎
「それじゃ…ほら!」

(二回目・三回目)
桃太郎
「あれ…?
お前まだきび団子が欲しいの?」
桃太郎
「じゃあ…ほら」


(都の男に近付く)
『 菊のカンザシを渡した! 』
都の男
「…うん?」
都の男
「ああっ! こ…これは―」
都の男
「俺が必死で金を溜めて買った
菊のカンザシじゃねぇか!」
都の男
「誰かにスられて諦めてたのに
…まさか返って来るとはなぁ!」
都の男
「ワン子どこでこいつを
拾って来てくれたのか知らねぇが―」
都の男
「ありがとよぉ!
本当にありがとよぉ!」
都の男
「よ…よぉし」
都の男
「これで…これでついに…」
都の男
「ついに菊ちゃんに―」
都の男
「こここここここ…」
都の男
告白出来るぜ!


都の男
「菊ちゃんに…菊ちゃんに…」
都の男
菊ちゃんに告白だぁ!!
都の男
「俺たちが結婚なんて事になったら…」
都の男
「お前は幸運の女神だぜ!」


(早蔵四回目:鬼ヶ島クリア前)
早蔵
「ゲッシッシッシ…」
早蔵
「どうやらアンタ
調子に乗ってるようでゲスね?」
早蔵
「まぁワッシも本気で相手してやっても
いいんでゲスが―」
早蔵
「それ相応の凄みを見せてもらわねぇと
気が乗らねぇでゲスなぁ」
早蔵
「それはもう…ビリビリと来るような
凄み
をねぇ…ゲッシッシッシ!」
早蔵
「ワッシと本気の勝負をしたいなら―」
早蔵
「そんな凄みを身に付けてから
出直すでゲスよ!」


真澄(夜)
「グォ〜グォ〜」
真澄
「ならず者妖怪めぇ
斬り捨ててくれるろぉ…ムニャムニャ」


真澄
「ウムムム…」
真澄
「拙者の斬ル目録…
一体どこへ行ったのだ?」
真澄
「飯屋で酒を飲んだまでは
覚えているのだが―」
真澄
「目が覚めたら目録が
なくなっていたのだ」


『○○が
現れた!』
イッスン
「おおっとォ!」
イッスン
「…ここでも破魔矢の刺さった妖怪の
お出ましかよォ?」
イッスン
「あの矢は
誰かの恨みを買ってる目印だァ」
イッスン
「あいつだけは
絶対逃がすんじゃねぇぞォ!」

『 ○○…を退治した! 』

イッスン
「思った通り…今の野郎は
斬ル目録悪党妖怪じゃねェか!」
イッスン
「たまたま見つけたようなモンだけど―」
イッスン
「…とにかく
こりゃ儲けモンだィ!」
イッスン
「早速お前が持ってる目録から―」
イッスン
「退治した野郎の名前を
スパッと消しちまおうぜェ!」
イッスン
「さァこれがさっきの野郎の顔が
描かれた面相書きだィ」
イッスン
「お前の手柄なんだから
自分の筆で名前を消しなァ!」

(成功)
イッスン
「一丁上がりっとォ!」
イッスン
「この調子だと…全部の名前を消すのも
スグじゃねェか?」
イッスン
「悪党妖怪どもを片付けて
あの酔っ払い侍の所へ行ったら―」
イッスン
「一体どんな顔するかなァ?」

(二匹目以降)
イッスン
「よォし
また悪党妖怪をブッ倒したなァ」
イッスン
「それじゃ例の儀式行ってみようぜェ!」
イッスン
「要領は分かってるよなァ?
スパッと消せスパッとォ!」


(全部倒す前に話しかける)
真澄
「ウムムム…」
真澄
「拙者の斬ル目録…
一体どこへ行ったのだ…」
『 真澄の斬ル目録を見せた 』
真澄
「ウムッ!?」
真澄
「そ…それは拙者の
斬ル目録ではないか!?」
真澄
「しかも…妖怪の名前が消されておる!」
真澄
「まさかお前が斬って回っているのでは
あるまいな!?」
真澄
「余計な事を…返せ! 返さぬか!」


真澄
「ウムッ!? お前は泥棒ワン子!」
真澄
「拙者の斬ル目録を返せ!
返さぬか!」


(全部倒す)
イッスン
「おおっ!?」
イッスン
「これでこの目録の名前が
綺麗サッパリ消えたじゃねェか!」
イッスン
「きっとあの酔っ払い侍
ビックリするぜェ?」
イッスン
「…でも楽しみを奪っちまったみたいで
ちょっと気が引けるけどなァ」


真澄
「ウムッ!? お前は泥棒ワン子!」
『 真澄の斬ル目録を見せた 』
真澄
「ウ ウ ウ ウムムムム!?」
真澄
「斬ル目録の
ならず者妖怪の名前が―」
真澄
「全部消されているではないか!」
真澄
「ま…まさかそんな事が
あるわけが…」
真澄
「イヤ…ここまでされて認めぬのは
男として格好が付かん」
真澄
「…潔くお前の偉業を認めよう」
真澄
「これはもう拙者には必要あるまい…
お前が持って行け」
『 黄金砥粉をもらった! 』
真澄
「お前と言う犬っコロは…大した奴よ」


真澄
「実を言うとな犬っコロ…」
真澄
「拙者はこの血生臭い暮らしを
早く終えたかったのだ」
真澄
「…そしてその覚悟も出来ず
ただ彷徨い続けていたのだが―」
真澄
「しかしこの度の一件で
拙者も踏ん切りが付いたわ」
真澄
「これからは…どこかで第二の人生を
見つけるとしよう!」


真澄
「礼を言うぞ犬っコロ!」
真澄
「これからは…どこかで第二の人生を
見つけるとしよう!」

(頭突き)
真澄
「ウムッ!
やはりお前は大した奴よ!」


都の男
「ようワン子
いつぞやはありがとなぁ!」
都の男
「…お前もしかして
告白の結果を聞きに来たのか?」
都の男
「まぁちょっと待ちない!」
都の男
「冷静になって考えてみたんだが―」
都の男
「こういう事は縁起物だから
急いちゃいけねぇや」
都の男
「…だから菊ちゃんへの告白は―」
都の男
都のみんなが平和に暮らせる世に
なってから
って決めたのよ」
都の男
「この西安京の騒動が片付いたら―」
都の男
「俺もバシッと決めてやらぁ!」


都の男
「菊ちゃんへの告白は―」
都の男
都のみんなが平和に暮らせる世に
なってから
の話だい」
都の男
「この西安京の騒動が片付いたら―」
都の男
「俺もバシッと決めてやらぁ!」
都の男
「神さま…もしも
俺を見ていてくれたら―」
都の男
「菊ちゃんへの告白大作戦…
何卒成功させてくれ!」


イッスン
「あれェ?」
イッスン
「ボウズのおっさん
こんな所で何やってんだァ?」
ベンケイ
「おお!
お前たちは我が歴史の見届け人!」
ベンケイ
「実は某…あれ以来
刀を狩る日々に空しさを覚えてのう…」
ベンケイ
「それよりもゆったりと魚を釣る快感が
忘れられなくなってしまったのだ!」
ベンケイ
「どうだ?
某と一緒に釣りに興じぬか?」
(魚釣りを… 手伝う)
イッスン
「じゃあヒマ潰しに遊んでいくかァ」
イッスン
「アマ公気合入れて行くぜェ!」
(興味ない)
ベンケイ
「まぁお前たちもたまには
息抜きをして行けよワッハハハ!」


(魚が掛かる)
ベンケイ
「おおっ掛かったぞ!」

(一匹も釣らずに中断)
イッスン
「な…何だィもうやめるのかよォ?」

ベンケイ
「失敗失敗!」
ベンケイ
「しかし失敗しても
心は大らかなるまま…」
ベンケイ
「剣術の腕比べより
釣りは遥かに面白いわワッハハハ!」


(一匹釣る、もしくは小物だけを釣って中断)
ベンケイ
「…難しいものだな」
ベンケイ
「どんなに腕を磨こうと
勝つ時もあれば破れる時もある…」
ベンケイ
「剣術の腕比べより
釣りは遥かに面白いわワッハハハ!」


(中物を釣ってから中断)
ベンケイ
「大漁大漁!」
ベンケイ
「静かに待つ時とは裏腹に
魚が掛かると熱がこもる…」
ベンケイ
「剣術の腕比べより
釣りは遥かに面白いわワッハハハ!」


(大物を釣ってから中断)
ベンケイ
「な…何とも
白熱した勝負だったわ!」
ベンケイ
「サオを通じて感じる
生命の躍動感―」
ベンケイ
「某は己の生きる道を見つけたり!」


(二回目以降)
ベンケイ
「ゆったりと魚を待つ時間の
何とも気持ちのいい事よ」
ベンケイ
「どうだ?
某と一緒に釣りに興じぬか?」


(両島原・カンモン砦)

兵士(左)
「…何だいお前
この砦を通りたいのか?」
兵士(左)
「それだったら隣にいる同僚に頼みな」
兵士(左)
「でも今はヒミコさまから
閉門のお触れが出てるからなぁ」
兵士(左)
「…悪いけど
諦めた方がいいんじゃないの?」


兵士(右)
「んん?」
兵士(右)
「そ…それは
ヒミコさまからの御諚宝―」
兵士(右)
カンモン砦のカギじゃないか!」
兵士(右)
「…どうしてお前がこんなものを…?」
兵士(右)
「ともかくそのカギを持つ者には
砦の通行を許可せよとの仰せだ」
兵士(右)
「きっと急を要する事情があるのだろう」
兵士(右)
「では開門するぞ!」


兵士(右)
「さぁ通るが良い」
兵士(右)
「ヒミコさまの命でここを通る動物は
お前が初めてだ…」


兵士(左)
「お前みたいな犬っころに
砦の通行を許可するなんて―」
兵士(左)
「…ヒミコさまには一体どのような
お考えがあるのだろうか…?」