(木炭を… あげる) 都の女の子 「わーいありがとう!」 都の女の子 「またお絵かきするから ワン子も見に来てね!」 |
(見せただけ) 都の女の子 「あ〜んワン子の意地悪!」 都の女の子 「あ〜ん続きの絵が描きたいよう! 木炭でお絵かきしたいよう!」 都の女の子 「ちょうだいちょうだい 木炭ちょうだい!!」 |
(成功すると火が付き燃神が出現) 燃神 「おお… 我らが慈母アマテラス大神」 燃神 「御許より放れし折りに 話が力弱り果てぬるが―」 燃神 「あの者の強き熱情に応え給う 御許の御心ざしに我目覚めぬ」 燃神 「この燃神あの者の熱情を 己が力に変え―」 燃神 「闇を焼き尽くす爆炎の舞を 御前に捧げ奉らん!」 ヤマネコ 「出来た…」 ヤマネコ 「オレが追い求めた 夢の絶頂の料理―」 ヤマネコ 「釜飯大噴火!」 ヤマネコ 「どうだいお犬ちゃん! この大釜に負けない大迫力だったろ?」 イッスン 「迫力はあったけど…肝心の味の方は 皆目見当も付かねェや」 イッスン 「…そんな事よりアマ公!」 イッスン 「まさかこんな所で燃神サマの力を 取り戻せるとはなァ?」 イッスン 「さっき描いた紅蓮の紋所―」 イッスン 「あれを操れりゃいつでも自在に 紅蓮の力を発揮出来るぜェ!」 イッスン 「これでどんな妖怪が 向かって来ようと―」 イッスン 「奴ら一発で消し炭になっちまわァ!」 |
(失敗) ヤマネコ 「おかしい…おかしいぞ!?」 ヤマネコ 「絶頂の料理に必要な強大な火力を 得るためのこの大かまどが―」 ヤマネコ 「あれだけの風を送り込んで チラとも炎を宿さねぇとは!」 ヤマネコ 「風が…あれではまだ 風が足りないってのか!?」 イッスン 「オイオイ…こいつも 妙チクリンな事を言い出したぜェ」 イッスン 「オイラさっきから部屋の奥のアレが 気になってんだが―」 イッスン 「ありゃ紅蓮の神サマ燃神の 紋所を記した御札じゃねェか」 イッスン 「つまりアレかァ? あれをあそこに張っておいて―」 イッスン 「紅蓮の力を授かって 大かまどに火を入れようってのかィ?」 イッスン 「そんな勝手な神頼み… 幾ら何でも虫が良過ぎらァ!」 ヤマネコ 「炎さえ…強力な火力さえ大かまどに 宿れば料理は完成するんだ!」 ヤマネコ 「男が一度やると決めたもんを 引っ込めるワケにいくかい」 ヤマネコ 「時は今! 場所はここ!」 ヤマネコ 「男ヤマネコ絶頂の料理を 貴殿の御前にて作り上げよう!」 ヤマネコ 「では篤とご覧あれ!」 ヤマネコ 「男ヤマネコが秘儀大団扇炎舞 …行きます!」 (失敗二回目以降) ヤマネコ 「ダメだ…何度やってもダメだぁ!」 ヤマネコ 「絶頂の料理に必要な強大な火力を 得るためのこの大かまどが―」 ヤマネコ 「あれだけの風を送り込んで チラとも炎を宿さねぇとは!」 ヤマネコ 「風が…あれではまだ 風が足りないってのか!?」 イッスン 「…だからそんな無茶な話が あるかってんだィ!」 イッスン 「紅蓮の神サマ燃神の御札を あそこに張っておいて―」 イッスン 「紅蓮の力を授かって 大かまどに火を入れようってのかィ?」 イッスン 「そんな勝手な神頼み… 幾ら何でも虫が良過ぎらァ!」 |
(流行衛門の余興を… 眺めて行く) 流行衛門 「よぉし! それじゃ行くよ?」 流行衛門 「あの打ち掛けをジ〜ッっと見詰めて―」 流行衛門 「頭の中に渦巻く情熱を ぶつけるんだ!」 (何か書く) 流行衛門 「出た出た出た…出たぁ〜!!」 流行衛門 「私の情熱が… 打ち掛けに浮かび上がったぁ!」 流行衛門 「原始的な原動力が生み出す 絶妙な風合い―」 流行衛門 「…あの図案にも 常識を超えた斬新さがあるよ!」 |
(放っておく) 流行衛門 「な…何だいこれからって時なのに!」 流行衛門 「こういうものは 勢いに任せる事が大切なんだよ?」 |